泉北HONEY通信vol.3

泉北の花々から、元気なミツバチたちが集めてきた蜂蜜をお届けします

蜂蜜

「ミツバチが絶滅したら4年後には人類も滅びる」とアインシュタインが言ったとか言わないとか。それが本当かどうかは別論として、最近養蜂を始めたばかりの人間でもよくわかるのは、ミツバチが自分たちの仲間(幼虫)を育てるために、巣箱から半径2~3㎞の範囲で花から蜜や花粉を集めてくるということです。

チョウチョも蜜を吸うことは知られていますが、あくまでも自分のため。ミツバチは自分の家族、仲間のために蜜や花粉を集めます。だから行動範囲も広いのです。ミツバチをよく観察すると身体にはたくさんの毛が生えています。これが花粉を取ってくるのに役に立っているようです。従って世界で一番効率よく花粉を媒介するのはミツバチであると言えるんだろうなって感じています。

米や麦のように風によって受粉するものもありますが、他の野菜や果物、牛の飼料となる牧草等々、虫による受粉を必要とする植物は多いです。その虫による受粉の大部分を引き受けているのがミツバチなのです。

わかりやすいので牛の飼料となる牧草にあえて触れましたが、牧草ができなくなれば、牛が育たない、牛が育たなければミルクや肉が食卓に並ばなくなります。ミルクがなくなればバターやチーズもなくなります。ミツバチがいなくなってしまう世界なんて嫌だと思ってしまいました。

現在、世界のミツバチの数は減少しています。農薬等の化学物質による影響だと言われています。

 

泉北ハニーの蜜源植物

 

ミツバチたちはどの花から蜜を集めてくるのか、DNA分析をしてみたら20数種類の草木から採集してきていることがわかりました。一つずつ紹介したいと思います。

紫雲英(ゲンゲ)

別名レンゲとも呼ばれています。中国原産で日本へは古くに渡来し、水田の緑肥として栽培されてきましたが、現在では野生化して水田や周辺のあぜ、休耕田、草地などに見られます。花は4~5月に咲き、日本の蜜源植物としては代表的なものになっています。

泉北HONEY

 

ハチミツレシピ

ハチミツレシピ

*さつまいものレモンハニー煮*
材料
・さつまいも…300g
(A)水…200ml
(A)ハチミツ…大さじ2
(A)塩…少々
・レモン汁…大さじ2

1. さつまいもは皮つきのまま1cm幅の輪切りにします。
2. 鍋に1、(A)を入れて中火にかけます。
3. ひと煮立ちしたら弱火にして煮汁が半量になるまで5分ほど煮ます。
4.レモン汁を加えて煮汁がなくなるまで弱火で煮たら完成です。

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